人生の師が死去!

私の人生の師である兼高かおるさんが死去されたニュースを娘から聞かされ、人目をはばからず号泣してしまった。

それを見て子どもたちが驚いていた。
「『兼高かおる』って、誰?」と傍にいた子どもが娘に聞いた?
娘曰く「あんたも東京で、会ったじゃない!」と兼高かおるさんの死亡ニュース写真を見せていた。
アミーちゃん「ああ!会ったことがある、覚えている! あの人が亡くなったの?」と言っていた。

私は今日は他の子どもを連れて広島の子ども家庭センターに行っていました。
「お母さんに電話しようかと思ったけど、途中で交通事故でも起こしかねないので帰ってくるのを待った」と娘が言っていました。

兼高かおるさんとは私が中学生の時からのフアンで、高校生の時にフアンレターを出し、それからの付き合いで、私の夢を聞いてもらい、夢を現実にした20歳の時に、初めて広島で会っていただいた!
有言実行の私に「バイタリティー溢れる、りつ子!」と称賛してくれた。
他の社長たちに「この子は、すごい子なのですよ!」と紹介していた。

それから48年間、私の事を気にかけてくれ、私が騙されたり、落ち込んでいた時、いつも叱咤激励をしてくれました。

ファミリーホームを国の制度化するために国会議員に要望対談する時も、タクシーで衆議院会館まで送ってくれました。
ファミリーホームか制度化になったときも喜んでくださり、お礼を兼ねて子ども達を連れて東京に会いに行ったこともありました。
兼高かおる事務所を閉所する時も連絡があり、老人ホームに入ったときも連絡をくださいました。
人間は、いつかは亡くなるのはわかっていますが、私にとっては親以上の思いがありました。
主人の薫(かおる)さんと結婚できたのも兼高かおるさんのおかげでした!

今年に入ってモヤモヤ、落ち込みすることがあり、今まで2回しか私から電話したことなかったのですが、思い切って電話をしてみました。
(いつも、かおるさんからの電話を楽しみにしていた)
しかし電話に出ませんでした。
より一層不安が募り、かおる先生の命にかかわることが無ければ良いが、入院していなければ良いがと思っていました。
なぜなら、68年生きてきて、こんなに不安で落ち込むことは無かったからです。
特に5日は不安と落ち込みが、ピークになっていた!
なぜ、ここまで落ち込むのか、わからなかった!
いよいよ私も鬱病を発症したか!と思えるくらい、ちょっとしたことで涙がでてくる。ちょっと悲しい話を聞くと涙がこぼれる!
年のせい? うつ病?
そんなモヤモヤした新年でした!

私は、これから何を支えに生きていったらいいのか・・・?
50年間、人生の師である、兼高かおるさんを失って、
心の支えを失い、これから苦難をどうやって乗り越えたらいいのかわからない!
これまで、苦難を乗り越えてこられたのも兼高かおるさんが、見守っていてくれたから!
人生の支えを無くした今は無にも考えられない放心状態です‼️

https://www.asahi.com/sp/articles/ASM165Q0VM16UCVL005.html